こんばんわ。
春ももうすぐ…でしょうか。
日々の積み重ねが世に出る時期になってきました。
春ももうすぐ…でしょうか。
日々の積み重ねが世に出る時期になってきました。
今月はぷちアソビにアニメジャパン/Fate/stay night[UBW] 2ndシーズン特別先行上映と、イベントが続きますね。併せて様々な情報をお届け出来るのではないかと。
どうか、楽しみにお待ち頂ければと思います:)
さて―今も作業の最中で、気分転換にと手を止めました。
2015年の採用について少し思い浮かんだ事を書いてみます。
さて―今も作業の最中で、気分転換にと手を止めました。
2015年の採用について少し思い浮かんだ事を書いてみます。
現在アニメーション映像は技術的に見て、エキサイティングな状況がつづいています。コンピュータ映像全体にしても、年々より早い速度で技術は開拓が進んでいるようです。これまでは複雑なノウハウや特殊なソフトウェアが必要だった表現が、一般的な機材の組み合わせで、実現出来る環境に手が届く。このちょっとした驚きの積み重ねは、学生含め、映像制作に身をおく方なら誰しも感じ入る所でしょう。
スタジオワークも自然、変化します。様々な事が出来るようなったということは、より高みを目指す事が出来るようになったということ、その分挑戦的な仕事が増してきたのではないでしょうか。技術的な基礎を抑えた仕事は勿論ながら、アーティスト個人の人生経験や情熱から生まれた成果が、映像を良い方向に導くケースが目立ちはじめています。
どうやって表現しようか…頭を悩ませていた日々から
どんな絵を作ろうか、何を観客の皆さんに届けようか!
これなら喜ぶだろうか、役に立つだろうか…?
と、
ちょっとづつ、そういった検証にリソースを増やせるようになってきました。
勿論、すぐに環境が入れ替わるわけではないので、本当にちょっとづつですけれど:)
よい時代になりつつあると思います。
この画像は世界で初めて映画(『Futureworld』という映画)に使われたCG映像の一部。作成は1972年と言われていますが、およそ40年前の出来事です。
GUIのある3Dソフトウェアなどない時代―、
表現すること、技術的な制約をクリアすることにどれだけの困難があったか。
知識やエネルギーを注ぎ込んで作った、この短い映像は実際に歴史的な一歩でした。
そして2015年となり、同じ事をもっとシンプルな手続きで表現出来る環境が、
この時代に生きる、僕達にはあります。
かつて、技術的難題に立ち向かったエネルギーは
今はどこに向かっているのでしょうか。
これからの10年でどう変わるでしょう?
100年後は?
どうやって表現しようか…頭を悩ませていた日々から
どんな絵を作ろうか、何を観客の皆さんに届けようか!
これなら喜ぶだろうか、役に立つだろうか…?
と、
ちょっとづつ、そういった検証にリソースを増やせるようになってきました。
勿論、すぐに環境が入れ替わるわけではないので、本当にちょっとづつですけれど:)
よい時代になりつつあると思います。
A Computer Animated Hand (wikipedia) |
この画像は世界で初めて映画(『Futureworld』という映画)に使われたCG映像の一部。作成は1972年と言われていますが、およそ40年前の出来事です。
GUIのある3Dソフトウェアなどない時代―、
表現すること、技術的な制約をクリアすることにどれだけの困難があったか。
知識やエネルギーを注ぎ込んで作った、この短い映像は実際に歴史的な一歩でした。
そして2015年となり、同じ事をもっとシンプルな手続きで表現出来る環境が、
この時代に生きる、僕達にはあります。
かつて、技術的難題に立ち向かったエネルギーは
今はどこに向かっているのでしょうか。
これからの10年でどう変わるでしょう?
100年後は?
先の映像を制作した左手の主―エド・キャットムルという方でいえば、
ご存知の方も多いであろう、現Pixar社の社長を務めています。
当時アウトプットしたものは今でこそ陳腐にも思えるかも知れませんが
制作の背後にあった…いわば魂の様なものは、今でも時代を牽引する力となっています。
変わるものもあれば、変わらないものもある、ということだと思います。
学生の皆さんにおいては、仕事につく、見つける、
ということにフォーカスし過ぎることもあるかも知れません。
そんなときはちょっとリラックスして、
まずは自分が夢中になれる事を探してみてください。
自身の意欲の根っこの部分が見つかって、それを周りに伝えられるようになったら
当時アウトプットしたものは今でこそ陳腐にも思えるかも知れませんが
制作の背後にあった…いわば魂の様なものは、今でも時代を牽引する力となっています。
変わるものもあれば、変わらないものもある、ということだと思います。
学生の皆さんにおいては、仕事につく、見つける、
ということにフォーカスし過ぎることもあるかも知れません。
そんなときはちょっとリラックスして、
まずは自分が夢中になれる事を探してみてください。
自身の意欲の根っこの部分が見つかって、それを周りに伝えられるようになったら
自然、声をかけずとも、僕達は引き合えるものだと考えています。
作品のちから、映像のちから、ってそういうものなんじゃないかなと。
その為にも、どうか日々の制作に邁進して下さい。
近く、スタッフ公募を行います。
毎年の事になりますが、共に歩む、新しい仲間に会える日を楽しみにしています。
もうしばらく、お待ち下さいませ。
もうしばらく、お待ち下さいませ。
デジタル映像部 寺尾