20111229

これ書いているいまは、まさにコミケが始まった、という瞬間です。
デジタル映像部も色々お手伝いしていっているのですが、直接でいえば
スクリーンセイバー

の作成のお手伝いをさせていただきましたので良かったら使ってみてくださいね。
全て新規にレンダリングしたループ映像を、全マスター分制作させていただきました。

2011年はBRSに始まりTales of XilliaFate/Zero と素敵な、かっこいい作品群に出会うことが出来ました。チームとしては、期待してくださるお客様、クライアントの皆さん、もすこしいうと戦い甲斐のある環境を提供してくれるスタジオ、一緒に戦った他のスタッフ達に感謝がつきません。アニメ文庫の登場も大きな変化の一つ。僕達にとっては大事なステップの一つで、発売はもう少し先の話ですが、宜しければご期待下さいね。

作業内容でいえば今年一杯作業カロリーの高い内容が続き、スタッフと共に時間と品質の狭間で"不可能"との戦いが終始続いていたような気がします。結果として一緒に戦ってくれるスタッフがどんどん優秀になっていくのもいい刺激でした。ここ一年でチームの雰囲気が大分変わって。7人分の意識と成長があり、向かってく方向もバラバラ、多様性とでもいうのでしょうか。全体としてユニークな集団になったなと、非常に眼福であります。(ディレクターとしては大変だったけれどね、皆、ほんと凄い。Bravo! )

来年の戦場も既に予定がぎっしりです。どれだけ成長して、ビジョンに近づいていくか。新しいノウハウ、新しいツール、新しい絆=スタッフ、マシン環境、作品、、どれもがこれまでのデジタル部の歩みとコンポジット(=再構成)されて、結果として、もっともっと"凄い映像"に繋がっていくのではないかと期待しています。
そうやって生まれた作品をどんな形で楽しみにして下さっている皆さんにお届けできるのか、今から楽しみで仕方ない昨今です。

ゆったりペースなブログの手短な挨拶ではありますが、良いお年を。
少々早いかもですが、来年も宜しくお願い致します。